活動における視点

活動における各種視点

活動内容

1

圏域性

従来的な町内会、学区といった単位ではなく、その枠を超えて「栄東」という地域の住民が協働を進めている。また、にっぽんど真ん中祭りの開催や、各種フィリピン人団体との交流、池田公園でのイベントを行う団体との交流を通して幅広い地域の人々と協働が可能になっている。

2

継続性

栄東まちづくりの会の設立自体は平成15年4月であり、歴史は浅いが、母体となっている栄東発展会・栄レジャービル協会・栄東地域安全推進委員会の3団体がそれぞれに、また共同で地域の活動を行っていた(栄東発展会は昭和34年設立、栄レジャービル協会は平成27年に創立40周年を迎える、夏祭りは平成27年で46回目になる)それが昇華したものが現在の栄東まちづくりの会である。

3

地域資源の活用

地域住民と地域の事業者とがそれぞれの立場を超えて協働することにより、地域の人的資源がうまく活用されている。栄東在住のフィリピン人や、地域に数校ある専門学校が持つ文化・技能を活動に活用している。また、栄東地域の中心に位置する池田公園を各種イベントの会場として利用している。

4

創意工夫

「地域住民としての外国人」という発想に立ち、これを実現するために、タガログ語のDV防止リーフレット、ゴミの分別一覧表、防災手帳を作ってきた。内容も単なる訳にとどまらず、フィリピン人が困った時に本当に役に立つものを作るという視点にたって作られている。

5

成果

それぞれのイベントの地域への周知、落書き消し・ゴミ拾いなどのボランティアによって、地域内のコミュニケーションが円滑にとれるようになり、地域の美化も促進されてきた。また、第5回にっぽんど真ん中祭りでは数ある地域会場の中で参加者から最高の評価を頂いた。地域以外の方々とも上手く交流できている証といえよう。イベント会場として池田公園を使用して頂いた団体ともイベント外でも様々な交流を行っている。

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